老眼と水晶体は親密な関係にあります。水晶体の役割はカメラでいうレンズです。それもピント調整可能な精密レンズです。遠くを見るときには薄い状態で近くを見るときには中心が太ります。いわゆる凸レンズです。虫眼鏡を思い出してみてください。理科の時間に太陽の光を集めましたよね。水晶体も目の前の景色を網膜に集める作業をします。
水晶体は年齢と共に硬くなります。よく言われるのは20歳を境に徐々に硬くなっていきます。
年齢と水晶体の硬化表を見てください。この表からもわかるように老眼は目の中の水晶体の硬化が原因で思うようにピントが合わせ辛くなる事が主な症状です。この水晶体を薄くしたり、中心部を厚くしたり調整する筋肉があります。それが毛様帯筋です。
もう少し水晶体のことを詳しく説明します。
水晶体(すいしょうたい、英lens)は、人間の目の中にある組織。 カメラでいう凸レンズの役割を果たす。
厚さは約4mm前後で、直径は約9mm。無色透明で、凸レンズの形状。 眼球における屈折力の1/4から1/3を担っている。 毛様体と呼ばれる筋肉がつながり、チン小帯(しょうたい)で支えられる。 近くを見るときは毛様筋が収縮し、チン小帯(しょうたい)が弛緩することで厚くなる。 遠くを見るときは逆に毛様筋が弛緩し、チン小帯(しょうたい)が引っ張られることで薄くなる。 このようにして遠近にピントを合わせる。
長時間近くを見続けるなどすると緊張により一時的に元に戻らなくなることがある。(「遠くを見ようとするとかすむ」感覚。) この状態を「仮性近視」と呼び、常態化すると近視となると言われているが俗説である。だから子供などテレビゲームや漫画本を近くで長時間見続けると近視になりやすいのです。もちろん勉強もですね!1時間ごとに2〜3分間は遠くを眺めて目の中の水晶体と毛様体筋を休ませることも大切です。
水晶体は加齢とともに硬くなるため、焦点を調整することが困難となります。

